XR(AR/VR/MR)領域でアニメ表現のアプリやサービスを提供する「Gugenka(グゲンカ)」は、URLをクリックするだけで簡単に参加できるバーチャルイベント「東雲めぐ 野外コンサート from Hubs」を2020年10月16日(金)に実施しました。同時に短い準備期間で実施できるVRイベント会場の制作受付も開始しました。
このVRコンサートは、Webブラウザで体験できるソーシャルVR「Hubs(ハブズ)」を用いて制作された。従来に比べ開発期間が大幅に削減され、当日は想定を超えるアクセスがありWebとバーチャルの相性の良さが実証されたイベントとなりました。
HubsでVRイベントを実施する3つのメリット
URLリンクからブラウザで手軽に参加できる
従来のVRイベントでは、専用アプリのダウンロード/アカウント登録といった、参加者側の事前準備が必要でした。Hubsで開催するイベントは、「VRデバイス/PC/スマートフォン」から会場URLにアクセスするだけで簡単に参加できます。
デバイス関係なく参加者同士でコミュニケーション
これまではデバイスごとに会場が分けられることが多かったVRイベントが、Hubs会場では「VRデバイス/PC/スマートフォン」いずれかのデバイスで参加した場合でも同一空間へ入場できます。
さらにソーシャルVRの特徴である、同じバーチャル空間上のユーザー同士で音声共有されるため、デバイスの壁を感じること無く交流できます。
スピーディかつ低コスト
Hubsで会場を制作する際、Webブラウザ上でVR空間をカスタマイズできるHubs専用ツール「SPOKE」を使用します。これにより制作工程が簡略化され、スピーディかつ低コストにVRイベントを開催することができます。会場だけでなく、参加者が使用するイベント専用アバターを用意することで、一体感を作り出すことも可能です。
本サービス提供の背景
次々に新しいVRソーシャルプラットフォームが発表されている中、より参加手順を簡略化することで、これまでVRイベントに対して敷居が高いと感じていた層にもVRを身近に感じてもらうことを目的としてコンサートを実施しました。
その結果、非常に少ない工程で開催できることがわかり、昨今の情勢により需要の高まるVRイベントの制作サービスを開始しました。コミュニケーションを重視したシンプルな表現に向いているため、数十万円程度からの実施も可能です。