株式会社ドワンゴは、日本発のボカロカルチャーと海外の音楽シーンをつなぐプロジェクト「BEYOND BORDERs」(ビヨンド・ボーダーズ)を始動し、発表第1弾として参加するボカロP・プロデューサー・ソングライターを公開しました。
本プロジェクトを通じて制作されるコラボレーション楽曲は、北米最大級のアニメコンベンション「ANIME EXPO 2026」の音楽イベント「JAPAN MUSIC VOCALOID at Anime Expo 2026」にて初披露後、数曲のシングル先行リリースを経て、2026年夏から秋にかけて順次全世界同時リリースを予定しています。

「初音ミク」©CFM
ドワンゴは、「クリエイター支援基金」の助成を受け、ボーカロイド楽曲に携わる若手作家を、世界的な影響力を持つクリエイターへと育成する「ニコニコ動画主催企画を介した若手クリエイター発掘および海外進出プロジェクト」を推進しており、「BEYOND BORDERs」は、その一環として実施するものです。本プロジェクトでは、国内ボカロシーンで活躍するプロデューサーたちが米国の第一線をリードするプロデューサー・ソングライターとのコライティングを通じてシングル・EPを共同制作し、完成した楽曲を国際市場へ本格的にローンチすることで、参加クリエイターの世界進出を後押しします。
国内からは、ボカロ文化の祭典「The VOCALOID Collection」などで活躍するボカロPのさたぱんP、picco、jon-YAKITORYが参加。海外からは、本プロジェクトのパートナー企業であるNebula17の協力により、グローバル市場で大きなヒットを手がけたトッププロデューサーやソングライターが集結。スクート、グラント・ブーティン、バード、ザンセイ、セシル・ビリーヴをはじめとする作家陣が、US市場を見据えたA&R戦略と楽曲のローカライズを担います。制作楽曲は、バーチャルシンガー・ソフトウェア「初音ミク」をメインボーカルに迎え、さらにはグローバルで高い評価を集める豪華フィーチャリングアーティスト(今後情報解禁予定)がゲスト歌唱者として参加します。
参加ボカロP
さたぱんP

デビューからわずか2年でYouTube登録者数100万人を突破し全世界から注目を集める、多ジャンルが融合したカオスでポップでスリリングな唯一無二の楽曲陣が武器のハイパーボカロP。代表曲『ヤババイナ』は再生数が1,500万回を超えています。
picco

東京を拠点に活動するトラックメイカー/ボカロP。主にVOCALOIDを使用した楽曲を制作し、キャッチーかつ高揚感のあるエレクトロサウンドを特徴としています。自身の音楽を「Hyper kawaii Music」と称し、サブカルチャーやインターネットミュージックシーンとの親和性の高い作品でファン層を拡大しています。
jon-YAKITORY

キャッチーなメロディとインパクトのある歌詞を武器に、多彩なジャンルの楽曲を生み出すボカロP。
2024年にリリースした『混沌ブギ』は国内外でヒットを記録し、YouTube再生数は9,800万回を突破。現在注目を集めるクリエイターの一人。
参加プロデューサー(一部)
チャールズ・"スクート"・アンダーソン

チャールズ・“スクート”・アンダーソン(Charles “Scoot” Anderson)は、ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のグラミー賞受賞プロデューサー、ソングライター、そしてアーティストです。ポップ・デュオ「ソーシャル・ハウス(Social House)」のメンバーとして、スクートは過去10年間で最もヒットした数々の楽曲の制作に携わり、アリアナ・グランデ『thank u, next』『7 Rings』といった世界的ヒット曲を始め、カーディ・B、ジェニファー・ロペス、クリス・ブラウン、サマー・ウォーカーなどのアーティストに楽曲を提供してきました。120億回を超えるストリーミング再生回数、複数のダイアモンド認定、そして感情豊かなストーリーテリングとジャンルにとらわれないプロデュース力を融合させる手腕で高い評価を得ているスクートは、クリエイターとして、またパフォーマーとして、現代のポップ、R&B、ヒップホップのシーンを牽引し続けています。
グラント・ブーティン

グラント・ブーティン(Grant Boutin)は、ロサンゼルスを拠点に活動するプロデューサー兼ソングライターです。最近では、テイト・マクレーの全米1位を獲得したニューアルバム『So Close To What』に収録されているシングル「Sports car」や「Revolving door」を含む8曲を共同執筆・共同プロデュースしたほか、『TIT FOR TAT』も手がけています。また、テイト・マクレーのブレイクのきっかけとなったシングル『greedy』の共同プロデューサーでもあります。
その他の参加作品には、ドン・オリヴァーとドージャ・キャットによる『Lose My Mind』(映画『F1』劇中歌)、カリード(Khalid)の『please don’t call (333)』、FLOの『Leak IT』や『In My Bag (feat. GloRilla)』、KATSEYEの『Debut』、LISAの『Lifestyle』、そしてテイト・マクレーのセカンドアルバム『THINK LATER』の3曲があります。
バード(@thizbyrd)

バード(Leutrim "Byrd" Beqiri)は、グラミー賞受賞歴を持つプロデューサー兼ソングライターです。代表作には、バッド・バニーの世界的な大ヒット曲『Yonaguni』、グラミー賞受賞アルバム『Un Verano Sin Ti』、そしてガンナのリードシングルでありタイトル曲でもある『One of Wun』などがあります。また、ガンナのアルバム『The Last Wun』への参加をはじめ、ニッキー・ミナージュ、ロディ・リッチ、ポロG、コダック・ブラックといったアーティストたちとも楽曲制作を行ってきました。彼がプロデュースした楽曲は、世界中で数十億回以上のストリーミング再生数を記録しています。
セシル・ビリーヴ

セシル・ビリーヴ(Cecile Believe)は、ブリティッシュコロンビア州出身で、現在はロサンゼルスを拠点に活動するアーティスト、プロデューサー、ソングライター、そしてヴォーカリストです。彼女は、ソフィーの伝説的なアルバム『OIL OF EVERY PEARL'S UN-INSIDES』に共同執筆者およびリードヴォーカリストとして参加し、『Immaterial』や『Faceshopping』などの楽曲を手がけたことで、ポップミュージックとそのサブジャンルの世界に計り知れない足跡を残しました。その他の主な実績やコラボレーターには、キャロライン・ポラチェック、A. G. クック、シャイガール、ドリアン・エレクトラ、ハナ・ダイアモンド、オクルー、エンプレス・オブ、マグダレーナ・ベイ、ウムル、セガ・ボデガ、TR/ST、ガリなどが挙げられます。
ザンセイ

ザンセイ(Xansei)は、日本・福岡県出身のプロデューサー兼アーティストです。キャリアの初期をジョージア州アトランタで過ごし、世界各地のサウンドを独自に融合させたスタイルで広く知られています。現在はロサンゼルスを拠点活動しており、トップクラスのクリエイターたちとコラボレーションを重ね、アメリカと日本の双方で実績(クレジット)を残し続けています。これまでにNLE・チョッパ、ラット、サブリナ・クラウディオらとの作品を手がけているほか、特にXGのヒット曲『SHOOTING STAR』のプロデュースでよく知られています。
「JAPAN MUSIC VOCALOID at Anime Expo 2026」概要
| 開催日時 | 2026年7月4日 (土)5:30PM~8:30PM(太平洋時間) |
| 会場 | The Novo(アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス市) |
| 出演者 | kz(livetune)、さたぱんP、TeddyLoid、八王子P、picco |
| 特設ページ | https://www.anime-expo.org/2026/04/08/japan-music-vocaloid-is-coming-to-anime-expo-2026/ |
| 助成 | クリエイター支援基金 |
「ANIME EXPO」概要
| 開催日時 | 2026年7月2日(木)~5日(日) |
| 主催 | Society for the Promotion of Japanese Animation |
| 会場 | ロサンゼルス・コンベンションセンター (アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス市) |
| 公式サイト | https://www.anime-expo.org/ |
「初音ミク」とは
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が開発した、歌詞とメロディーを入力して誰でも歌を歌わせることができる「ソフトウェア」です。大勢のクリエイターが「初音ミク」で音楽を作り、インターネット上に投稿したことで一躍ムーブメントとなりました。「キャラクター」としても注目を集め、今ではバーチャル・シンガーとしてグッズ展開やライブを行うなど多方面で活躍するようになり、人気は世界に拡がっています。
「VOCALOID(ボーカロイド)」ならびに「ボカロ」はヤマハ株式会社の登録商標です。
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