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アニマーシブライブ「竜とそばかすの姫 - PROJECT LAYRA - 」体験レポート!リアルとバーチャルが融合、歌姫『LAYRA』と紡ぐ物語

アニマーシブライブ「竜とそばかすの姫 - PROJECT LAYRA - 」体験レポート!リアルとバーチャルが融合、歌姫『LAYRA』と紡ぐ物語

アニメ世界が現実になる。そんな新たな体験を楽しめるアニマーシブライブ「竜とそばかすの姫 - PROJECT LAYRA - 」がMoN Takanawa: The Museum of Narratives Box1000にて10月10日からついにスタートした。

今回、一般公開に先立って行われたゲネプロを一足先に体験。アニメーション映画『竜とそばかすの姫』の世界観を表現した舞台では、出演者によるパフォーマンスや観客を物語の世界へと引き込むさまざまな演出が繰り広げられた。この記事では、作品の世界観や没入演出の見どころ、そして公演後に行われた囲み取材の模様までレポートする。

アニメ世界が現実に!? アニマーシブライブ「竜とそばかすの姫 - PROJECT LAYRA - 」開幕

アニメ世界が現実に!? アニマーシブライブ「竜とそばかすの姫 - PROJECT LAYRA - 」開幕

本公演は、細田守監督のアニメーション映画『竜とそばかすの姫』の物語から5年後を描く、初の没入型音楽ライブ。かつて、仮想世界<U>と現実の世界で人気歌姫となった『ベル』をプロデュースした『ヒロちゃん<As>』が、新たな歌姫として『LAYRA<レイラ>』を発掘しプロデュース。<U>史上最大規模とされる音楽フェス「Utopia」を舞台にスピンオフストーリーが展開された。

ヒロちゃん<As>

「アニマ―シブライブ」とは、”アニメ”と”イマーシブ”を組み合わせた次世代の体験型エンターテインメント。現実とフィクションの世界が融合し、観客はライブを観るだけでなく、観客自身がまるで作品世界の中に入り込んだような感覚を楽しめるのが特徴である。

ぽんぽこさん&ピーナッツくん(ぽこピー)「NEWS<U>」

出演アーティストにはmiwaさん、昆 夏美さん、鈴木このみさん、みきまりあさん、ASCAさん。そして、ヒロちゃん役に幾田りらさん、パック役に黒沢ともよさん。さらに、ゲストアーティストとしてホロライブ所属・AZKiさん、物語の中でレポーターとしてぽんぽこさん&ピーナッツくん(ぽこピー)が登場する。開演前には、ヒロちゃんからのお知らせやぽこピーによるニュース報道といった演出も繰り広げられた。

リアルとバーチャルが交差する歌姫『LAYRA<レイラ>』のライブステージ

歌姫『LAYRA』とmiwaさん

ゲネプロでは、歌姫『LAYRA』をmiwaさんが演じた。LAYRA役は、公演日によって異なるキャストが演じる。それぞれのキャストがどのような表現で歌姫を演じるのかも本公演の見どころのひとつだ。

miwaさん

ライブでは、VTuberライブのようなバーチャル表現とリアルキャストによる生身の演技・歌唱が融合する。歌姫『LAYRA』のライブでは、映画『竜とそばかすの姫』の楽曲から「歌よ」「はなればなれの君へ」が歌われたほか、 LAYRAのオリジナル楽曲「わたしはLAYRA」「あなたへ」「ハルシネーション」「Masquerade」も披露された。劇中では、アンベイルされた現実の姿『コトミ』で歌うシーンもあり、バーチャルな歌唱表現と生身の演技によるリアルな表現、その両方がリンクし交差するステージとなっている。

ホロライブ所属・AZKiさん(Utopia Live ver.)

さらにゲストアーティストとして出演したホロライブ所属のAZKiさんは、この音楽フェス「Utopia」のために、特別なライブバージョン「without U(Utopia Live ver.)」「intersection(Utopia Live ver.)」を披露。おなじみの自己紹介とともに、美しい演出と歌声で会場を彩った。

アニマーシブライブ「竜とそばかすの姫 - PROJECT LAYRA - 」イベントの模様1

アニマーシブライブ「竜とそばかすの姫 - PROJECT LAYRA - 」イベントの模様2

またライブパフォーマンスと並行して物語も進行し、『LAYRA』がどのように成長していくかも注目してほしい。公演中には、映画のシーンを思い起こさせる展開も盛り込まれている。とあるアクシデントをきっかけに<As>たちから疑惑を向けられる展開は、映画で『ベル』が直面した出来事を思い起こさせる。さらに歌とともにクジラが登場する場面は、映画を知るファンにはたまらない演出となっていた。

没入演出で広がる新たな体験!スマホもライブと連動

アニマ―シブライブの没入演出について1

アニマ―シブライブの没入演出2

またアニマ―シブライブの魅力として、会場内で展開される没入演出も忘れてはいけない。作中の世界<U>の奥行きをリアルに再現するため、最新技術「DOTIMAGE」が導入されている。さらに、シアター空間「Box1000」のステージ全面LEDを分割、客席左右にまで拡張したことで、視界いっぱいに<U>の世界が広がる体験を味わうことができる。視界のどこかで常に何かが起きているような演出も印象的で、会場全体を使った没入感を生み出していた。

「音声同期を用いたスマートフォン連動技術」を体験

なかでも没入体験を強く感じさせたのが、スマートフォンを使った演出だ。この技術には、SoVeC株式会社とソニー株式会社が共同開発した「音声同期を用いたスマートフォン連動技術」を採用している。手元のスマートフォンが仮想世界と同期。まるで本当に<As>のアバターを同期させているような追体験ができる。同期したスマートフォンからは声も聞こえてきて、<U>にいる<As>たちが同じ空間でライブを楽しんでいるかのような感覚も味わえる。

この音声は座席によって聞こえ方が異なり、同じ会場にいても観る場所によって体験が変わる仕組みになっている。さらに、ライブの進行と連動して画面がペンライトに変化したり、合唱シーンでは声が重なって聞こえてきたり、コメントが流れたりと物語の展開に合わせて演出が切り替わっていく。

ライブ中にペンライトの演出となるシーン(音声同期を用いたスマートフォン連動技術)

アニメで描かれていた世界が、スマホの中にも、視界いっぱいのLED演出にも広がっていく。観客自身の手元まで物語の一部になる。そんな細部までのこだわりが、この没入体験を特別なものにしていた。

miwa・昆 夏美・みきまりあ・ASCA・細田守監督が登壇!公演への思いと来場者へのメッセージ

みきまりあさん、miwaさん、昆 夏美さん、ASCAさん。広屋佑規さん、細田守監督、蒔野真彩さん

前列左から:みきまりあさん、miwaさん、昆 夏美さん、ASCAさん。後列左から:広屋佑規さん、細田守監督、蒔野真彩さん

熱気の残る中、ゲネプロ終了後にはフォトセッションや囲み取材が行われた。囲み取材では、レイラ役として出演するmiwaさん・昆 夏美さん・みきまりあさん・ASCAさん、そして細田守監督が登壇した。今回の公演に対する思いや来場する方へメッセージなどが語られた。

みきまりあさん

みきまりあさん

miwaさん

miwaさん

昆 夏美さん

昆 夏美さん

ASCAさん

ASCAさん

ASCA:
5年前に「歌の力はすごい」と改めて感じさせられた映画『竜とそばかすの姫』に、レイラとして参加できることを本当にうれしく思います。映画で観て感動した歌の力をお返ししたいなと思っています。ぜひ足を運んで、実際その目で見ていただいて、体感していただけたら嬉しいなと思っております。5人それぞれのレイラがいますので、遊びに来てください。

昆 夏美:
私自身とても楽しんで作品の世界に入ることができました。ご覧になる方たちも、何か新しいものを見たという感覚がきっと広がると思います。いろんな要素が合わさった新しいエンターテインメントが作品として誕生する、その一員として選ばれたことがすごく嬉しいです。5人それぞれのレイラの魅力があると思いますので、全員を愛していただけたらなと思います。

miwa:
細田守監督の映画が大好きなので、その世界の一員になれることがとても嬉しくてオファーを受けました。舞台に出たことがなかったので想像を超える大変さでしたが、自分のライブよりも何百倍も緊張しつつ頑張りました。特に、スクリーン上の演出と現実の世界が融合する中で、自分がどのように役を演じるべきか、その表現が一番難しいと感じながら取り組みました。ぜひ、原作を見返してからお越しいただき、「<U>の世界」への没入感を味わっていただけたらと思います。

5人それぞれの魅力の詰まった歌姫・レイラが誕生しています。その違いも楽しんでいただけたらと思います。

みきまりあ:
アニマーシブライブという世界初の試みにレイラ役として参加できて、とても嬉しく思っています。普段はアーティストをしていて舞台や演劇は初めてなので、稽古も何から何まで大変ではありましたが、自分にとってすごく新鮮で新しい挑戦ができました。ぜひ5人分のレイラを楽しんでいただけたらと思います。

広屋佑規(クリエイティブディレクター):
アニメの世界の中に没入していただく体験を目指し、日本のトップクリエイターと一緒につくってきました。細田守監督が描いた世界に、皆さん自身が入り込むような感覚を持ちながらライブを楽しんでいただける作品になっています。この新しい体験が日本はもちろん、世界へと広がっていくアニメーションの表現のひとつになれば嬉しいです。

細田守監督:
今回、初めて一観客として見せていただきました。今回のライブショーは非常に新鮮で面白い体験でした。ライブともミュージカルとも演劇とも違い、それらを融合させ、さらにその先へ進化させたような、これまでにない不思議な体験でした。バーチャルの世界でありながら生身のキャストが登場し、今までのカテゴリー分けにはまらない、その上を行く新しいエンタメだと感じます。

私たちは今、現実世界とインターネット上の世界という2つの世界を当たり前のように生きています。その中で、どのような新しい物語を生み出せるのかを考えてきた作品が『サマーウォーズ』や『竜とそばかすの姫』でした。今回のライブショーでは、『竜とそばかすの姫』のさらに先にある、新しく拡張された世界が広がっていると感じています。映画をご覧になった方にも、今回初めて作品に触れる方にも、どちらにも楽しんでいただきたいです。

蒔野真彩(MoN Takanawa: The Museum of Narratives プログラム・コーディネーター):
『竜とそばかすの姫』という作品が大好きで、「この世界に本当に入れたらどんな体験になるんだろう」という素朴なワクワクから企画させていただきました。日本が誇るアニメや音楽、最先端のバーチャル表現が融合した新しいパフォーミングアーツとして、世界へ発信していく第一歩になればと思っています。これから1ヶ月間、音楽で染まるMoN Takanawaへぜひお越しください。

バーチャルの世界とリアルの世界が融合したアニマーシブライブ「竜とそばかすの姫 - PROJECT LAYRA - 」。観客を作品世界へと引き込む仕掛けが随所に盛り込まれた新たな没入体験は、細田守監督からも語られた「これまでにない不思議な体験」そのものだった。この体験をぜひ会場で味わってみてほしい。

開催情報

日程 2026年10月10日(土)~11月15日(日)
会場 MoN Takanawa: The Museum of Narratives Box1000
主催 MoN Takanawa: The Museum of Narratives/
アニマーシブライブ「竜とそばかすの姫」製作委員会
原作 アニメーション映画『竜とそばかすの姫』
協力 スタジオ地図LLP
技術協力 SoVeC株式会社/ソニー株式会社
後援 J-WAVE81.3FM
公式サイト https://animmersive.jp/ryusoba/
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取材:真貝

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