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子どもたちがオンライン空間を安全に利用するために|保護者が知っておきたい対策

子どもたちがオンライン空間を安全に利用するために|保護者が知っておきたい対策

近年、子どもたちもSNSや動画投稿サイト、オンラインゲームやメタバースなど、さまざまなオンライン空間で過ごす機会が増えています。こうしたオンライン上での交流には楽しさや新しい発見がある一方で、思わぬトラブルにつながることもあります。この記事では、子どもたちが安全にインターネットやオンラインコンテンツを楽しむために、保護者が知っておきたいポイントをまとめました。

オンライン空間に潜む主なリスクとは?

私たちが日常的に使っているオンライン空間での交流には、悪質なトラブルにつながるリスクが存在します。特にグルーミングやなりすまし、個人情報の流出などには注意が必要です。信頼関係を利用して不適切な要求をしたり、生成AIを悪用したフェイク広告、偽アカウントによる詐欺行為、投稿内容から個人を特定されるといった被害も報告されています。

こうした問題は日本に限ったものではなく、海外でも深刻な課題となっています。例えば、2025年12月にオーストラリアで世界初とされるSNS年齢制限の法律(※1)が施行されるなど、子どもを守るためのルールや対策の見直しが各国で進んでいます。

子どもたちが安心して楽しめるための基本対策

では、家庭内で具体的にどのような対策を取ればよいのでしょうか。オンライン上のリスクや対策については、総務省や文部科学省をはじめとする行政機関でも情報を発信しており、次のようなポイントが重要とされています。(※2,※3)

主な対策ポイント

  1. 個人情報や写真・動画の扱いには十分注意しよう
    名前や住所、学校名が分かる情報をむやみに公開しないことが基本です。写真や動画も、背景や写り込みから個人が特定されるケースがあるため、送信や投稿は慎重に行いましょう。
  2. オンライン上で知り合った相手を簡単に信用しない
    オンライン上で知り合った人から個人的に会うことや写真・動画の送信を求められた場合は、きっぱり断ることが大切です。またオフラインのイベントに参加する場合は、事前に保護者と内容を確認し、同伴してもらうようにしましょう。
  3. 公式アカウント(本物)か事前にチェックしよう
    有名人や公式運営を名乗るアカウントでも、偽物のケースがあります。フォロワー数や認証マーク、公式サイトからのリンクなどを確認し、少しでも不審に感じた場合は反応しないようにしましょう。
  4. プライバシー設定・安全機能を活用しよう
    各オンラインサービスには、年齢制限やフィルタリング、ペアレンタルコントロールなどの安全機能が用意されています。初期設定のままにせず、利用前に設定内容を確認し、必要に応じて見直すことが重要です。
  5. ルールを一緒に決め、困ったら相談しよう
    利用時間や課金の範囲など、オンライン利用のルールは一緒に話し合って決めましょう。さらに、利用しているSNSやゲームに関心を持ち、可能であれば一緒にプレイするなど、日頃から対話の時間を持つことも安心につながります。大切なのは「何かあったら相談していい」「話しても怒られない」と思える雰囲気をつくることです。

もし何かあったらすぐに相談しよう

オンラインでの交流は素晴らしい機会ですが、リスクも潜んでいることを忘れてはいけません。困ったことや不安なことがあれば、まずは親や先生など身近な信頼できる大人に相談しましょう。もし身近に相談できる人がいない場合や判断に迷う場合には、公的機関の相談窓口も活用できます。正しい知識を身につけて、これからも安全に楽しんでいきましょう。


文:霞

参考
※1: Social media age restrictions(eSafety Commissioner) 
※2:普及啓発リーフレット集(こども家庭庁)
※3:情報モラル教育ポータルサイト(文部科学省)

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