Roblox(ロブロックス)は米国時間2025年4月2日、各家庭ごとに適した形で利用できるよう支援する新たな保護者向けコントロール機能を3つ追加し、組み込みの安全システムやテクノロジーの強化を発表しました。
今回の発表は、2024年に導入された40以上の安全機能の強化に続くものです。新たなツールにより、保護者は子どもの利用状況をカスタマイズできるようになります。具体的には、交流できる相手の制限、最も長くプレイしているバーチャル空間の確認、アクセス可能な空間の制限といった機能が含まれます。
- 友達の管理:
保護者は、お子様の友達リストに表示されているユーザーをブロックし、そのユーザーのアカウントと直接メッセージのやり取りを制限できるようになります。また、ロブロックスのポリシー違反が疑われる場合は、保護者がそのユーザーを報告・通報することができます。 - バーチャル空間のブロック機能:
前回のアップデートにより、お子様のアカウント用にコンテンツの成熟度を確認・変更し、アクセスできるコンテンツの種類を決める設定ができるようになっています。これに加え、保護者は特定のゲームやバーチャル空間へのアクセスをブロックして、お子様が参加できるバーチャル空間をより詳細に管理できるようになりました。 - スクリーン時間に関する詳細な使用状況確認:
保護者は、お子様が過去1週間にプレイした時間が最も長かった上位20のバーチャル空間を、合計プレイ時間で分類し確認することができます。さらに、お子様にアクセスしてほしくないバーチャル空間を見つけた場合、保護者はそのバーチャル空間をブロックすることもできます。
保護者がこの新しい安全機能を利用するには、政府機関発行の本人確認書類またはクレジットカードで本人確認を行い、自身のロブロックスアカウントをお子様のアカウントに紐づける必要があります。紐づけが完了すると、「保護者コントロール」機能からお子様の使用状況を管理できるようになります。その他、課金制限の設定やプライバシーに関する設定を管理したりすることもできます。
ロブロックスのオープンソース「音声安全モデル」をアップデート
今回発表された「音声安全モデル」の新バージョンでは、違反検知機能の対応言語に新たに7言語(スペイン語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語、イタリア語、韓国語、日本語)を追加し、重要な機能強化が行われます。
ロブロックスはインターネット全体の安全性強化を重視し、開発したAI安全性モデルの多くをオープンソース化しています。同社の音声安全分類器モデルは、2024年7月の公開以来、Hugging Faceで2万3000回以上ダウンロードされました。このモデルにより、ロブロックスでは人による審査よりも正確に、1日あたり数百万分間分の音声チャットのモデレーションができるようになっています。
また、同社はネットの安全性を促進する非営利団体ROOSTに創設パートナーとして参加しました。さらに、ロブロックスは安全に関する情報をまとめた「セーフティ・センター」も更新しています。セーフティ・センターでは、ロブロックスコミュニティが保護者コントロール機能などの安全機能の使い方や最新情報、アドバイスを見つけられるよう、さまざまな情報を提供しています。
ロブロックス 最高安全責任者 マット・カウフマン 氏(コメント)
ロブロックスは約20年にわたり、安全性を核として成長と革新を続けてきました。今回発表したツールや機能、イノベーションは、ロブロックスを世界で最も安全でマナーあるオンラインプラットフォームにするという当社の使命を反映するものです。新たな保護者コントロール機能の展開と、業界をリードするオープンソースの音声安全モデルの7つの新しい言語への対応拡大は、こうした我々の長年の努力における、過去12カ月にわたる一連の強化策の中の最新の取り組みと言えます。
リンク:Roblox安全センター
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【GDC 2025】ロブロックス、生成AIシステム「Roblox Cube」やクリエーター向けの新機能を発表
参考:プレスリリース