2025年5月21日(現地時間)に開催された「Google I/O」で、AIとリアルタイムで直接会話ができる「Gemini Live」の強化アップデートが発表されました。さらに、カメラおよび画面共有機能がiOS・Androidで無料提供が開始されたため、実際に試してみました。
Gemini Liveで何ができる?iPhoneでお試し
Googleの次世代AI「Gemini」シリーズに搭載された音声対話機能「Gemini Live」は、従来のテキスト形式によるチャットとは異なり、リアルタイムでの音声コミュニケーションが可能なのが特徴です。
今回のアップデートにより、これまで一部の端末でのみ利用可能だったカメラおよび画面共有機能が「Gemini」アプリに対応したiOS・Android端末でも利用できるようになりました。カメラに映した物や場所をAIに質問すると、状況をリアルタイムで読み取り、会話形式で回答してくれます。

カメラおよび画面共有機能
例えば、母国語以外の言葉をカメラに映して翻訳を頼んだり、観光スポットや商品の詳細を尋ねたりと、日常生活に役立つアドバイスもしてくれます。Gemini Liveを利用するには、各アプリストアで「Gemini」をダウンロードし、初期起動画面の案内もしくは画面下部の赤枠ボタンからすぐに試せます。
今後はGoogleマップやカレンダーなどとの連携も予定されており、AIとの対話体験がさらに実用的で身近なものになることが期待されます。
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