米国時間7月15日、Roblox(ロブロックス)は「Roblox License Manager(ロブロックスライセンス管理)」と「Licenses catalog(ライセンスカタログ)」を含むライセンス供与のための新たなプラットフォームをリリースすると発表しました。
本プラットフォームでは、知的財産権保有者(IPホルダー)が世界中のRobloxクリエイターに対してセルフサービス形式でライセンスを提供できるようになり、クリエイターは人気のIP(知的財産)をゲームやバーチャル空間にスムーズに組み込むことが可能になります。
「Roblox License Manager」は、IPホルダーがライセンスの登録・作成を行い、IPの使用状況を積極的にスキャンしたうえで、数日または数時間でクリエイターに直接ライセンスを提供できるよう設計されています。またIPの使用範囲やコンテンツの成熟度、収益分配の比率などライセンス条件を柔軟にカスタマイズすることも可能です。提供されるライセンスは、既存のゲーム体験に付与できるほか、新しいライセンスカタログに掲載してクリエイターが閲覧・申請もできます。
IPパートナー(第1弾)
- Netflix:
『Stranger Things』『Squid Game(イカゲーム)』を皮切りに、人気シリーズを拡大予定 - ライオンズゲート:
『トワイライト』『ソウ』『ダイバージェント』『Now You See Me』などを導入 - セガ:
『Like a Dragon(龍が如く)』をクリエイター向けライセンスとして提供 - 講談社:
近日中に『ブルーロック』『転生したらスライムだった件』をライセンスカタログに追加予定
Robloxでは、今後さらに多くのIPホルダーが参加できるよう体制を整えており、数か月以内には、条件を満たすすべてのIP保有者に向けて「Roblox License Manager」を開放することを目指しています。また、クリエイターとIPホルダーの双方にとって柔軟性を高めるべく、新たなライセンスタイプの導入も検討しているとのことです。
-
-
Robloxゲーム「Grow A Garden」が全世界で大ヒット!3カ月で同時接続数のギネス記録を更新
参考:プレスリリース