VTuberやバ美肉で人気のAIリアルタイム声質変換ソフト「Voidol(ボイドル)」が10月20日にパワーアップして登場します。今回ひと足先に新機能を搭載した製品版を試してみました。この記事では「Voidol2 Powered by リアチェン voice」の使い方から特徴までご紹介していきます。
製品提供:Voidol2
「Voidol2 Powered by リアチェン voice」とは?
クリムゾンテクノロジー株式会社のAIリアルタイム声質変換技術「リアチェンvoice」を搭載した、キャラクターの声質を変換できるソフト「Voidol」。バージョンアップした本製品では、シンセサイジングによる超低遅延声質変換エンジンを追加。『サンプラー』や『イコライザー』など自分の声を思いのままに変換し、演出しながら配信することが出来るようになりました。また商用版は、DNP遠隔接客システムや審査員長・松本人志、Qさま!!などの TV番組でも導入されています。
パワーアップした「Voidol 2」の特徴
リアルタイムで様々なキャラクターの声に変換
Voidol2では、AIモードとSYNTHモードの2種類が用意されています。
まずAIモードでは、リアルタイムで特定キャラクターの声質変換ができます。デフォルトには「音宮いろは」をはじめとする日本語や中国語、英語版女性と新開発の女性モデルなどが登録。別売ボイスモデル(全23種類)も本製品に使用する事が出来ます。実際にAIモードを使って録音した声がこちらになります。
ボイス変換モデル「ヨネちゃん」
新エンジン「シンセサイジング」により機能がパワーアップ
新エンジン「シンセサイジング」が搭載され、リアルタイムでは難しかったボコーダー・エンジンを40ms程度の超低遅延を実現。これによりSYNTHモードでは、ピッチやフォルマントの変化など細かな調節が可能になりました。初心者向けに調節済みのプリセットも用意されています。
プリセット:女性アニメ風
またノイズゲート機能で雑音を減らすことができ、ロボットボイスやヒソヒソ声など楽しいボイスエフェクト機能も新しく追加。設定次第で個性的な声にできます。
ボイスエフェクト
- ヒソヒソ声「WHISPER」
- ロボットボイス「ROBOT」
- 半音階ごとにピッチが変化「Pitch Quantization」
- イントネーションの強調変化「Pitch Stretcher」
- 自動的にビブラート「Vibrato」
配信用のストリーム&モニター出力を搭載
Windows版ソフト限定になりますが「Voidol 音声ドライバー」も付属します。本製品をインストールするだけで、WEB会議システムやOBSなどのキャプチャーソフトに2つの音声出力が行えるようになる。それにより変換後の音声を適切なボリュームで聞きながら配信が可能になりました。
BGMや効果音を楽しめる「サンプル・プレイヤー機能」
「ピンポン、ブー」といった合計20種類の効果音からBGMまで、自由自在に鳴らせるサンプル・プレイヤーも搭載されています。ファイル形式はMP3からWAVまで対応し、自作もしくはダウンロードした音も登録可能。更にトークをしている際にダッキング機能を使用すると、テレビ番組さながらの演出も出来ちゃいますよ。
まずはVoidol2試用版を使ってみよう!
最後にVoidol2公式サイトでは、試用版ソフトも配布されています。制限時間がありますが、バージョンアップした機能を無料で試すことが可能です。製品版の購入を迷っている方は、こちらから試してみてはいかがでしょうか?
タイトル | Voidol2 Powered by リアチェン voice |
発売日 | 2021年10月20日 Windows版 |
購入方法 | ロックオンカンパニーストアより順次発売。PCソフトDL版は11月上旬を予定 |
対応環境 | Windows 10(64bit)、macOS Catalina 以上を推奨 |
価格 | 13,200円 ※発売記念価格 8,800円 (税込) |
WEB/DL | Voidol2 公式サイト |
※価格は予告なく変更される可能性があります。
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「Voidol2 Powered by リアチェンvoice」が10月20日より発売!